2022年度（春期）オーストラリア・アデレード大学における英語研修（2023年2〜3月）

コロナ禍で2020年度及び2021年度の国際日本学科主催のオーストラリア語学短期研修は、中止になりました。2022年度にようやく短期語学研修が再開できる運びとなり、過去２年のブランクを埋めるべく、2022年度に限り夏期カナダと春期オーストラリアの２回実施することになりました。春期オーストラリア研修は、南オーストラリア州の州都アデレード市に所在するアデレード大学（University of Adelaide）にて無事に実施し、終了しました。以下は、このオーストリア研修に参加した学生の一人だった安間貫菜さん（研修当時2年生）の振り返りです。教室における学習のみならず、学校主催の課外活動や学生個人が計画・行動したアクティビティなど、いろいろな経験をし、成長したようです。

　私は2023年2月10日から3月12日までの約4週間、オーストラリアにあるアデレードという街での語学研修に参加しました。小さな街ではありましたが、大きなショッピングセンターやビーチ、チャイナタウンなど、魅力溢れる綺麗な場所でした。
　平日は、世界有数の大学として名高いアデレード大学の語学センターにて、1日4時間の授業を受けました。クラスでは年齢も国籍も異なる先生と生徒たちと共に、英語漬けの時間を過ごしました。自分から積極的に発言し、意見を述べることが求められる授業は、時に難しさを感じることもありましたが、通い続けるうちに自身の英語力の成長を感じられるようになりました。

　授業前後や休日には、ホストファミリーや友達とアデレードの街を散策しました。私が特にお気に入りなのは、アデレードのビーチです。透き通った水と真っ白な砂浜を目の当たりにした瞬間の清々しさは、今でも忘れられません。また、私の現地での生活をサポートしてくれたホストファミリーや、フレンドリーに話しかけてくれるカフェの店員さん、道案内をしてくれる通りすがりのご婦人など、行く先々で出会う人々は全員親切で、毎日がとても幸せな気分でした。毎日が日本では味わうことのできない新鮮な体験の連続で、とても刺激的だったように思います。

約1か月の研修を通して、アデレードの街は日本よりもずっと「多文化共生」の意識が強いように感じました。それぞれの違いを受け入れ、個性を尊重しようとしてくれる国のように思います。私たち留学生の拙い英語も、理解しようと親身になって聞いてくれる方たちばかりです。この研修は、語学力の向上はもちろんのこと、私自身の人とのかかわり方を見直すきっかけにもなったと感じています。

アデレードの街、アデレード大学について

自由時間の過ごし方について：アデレードの美しいビーチ

他文化・多文化との出会いについて