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2022年度(夏期) カナダ・セントローレンスカレッジにおける英語研修(2022年8月)


ナイアガラの滝(朝倉弓奈さん撮影)

コロナ禍で2020年度及び2021年度の国際日本学科主催のオーストラリア語学短期研修は、中止になりました。2022年度にようやく短期語学研修が再開できる運びとなり、過去2年のブランクを埋めるべく、今年度に限り夏期カナダと春期オーストラリアの2回実施することになりました。春期オーストラリア研修は、2023年2月に実施しますが、夏期カナダ研修は、2022年8月にカナダ・キングストン(セントローレンスカレッジSt. Lawrence College)))にて無事に実施、修了しました。以下は、このカナダ研修に参加した学生の振り返りです。教室における学習のみならず、学校主催の課外活動や学生個人が計画・行動したアクティビティなど、いろいろな経験をし、成長したようです。

カレッジにおける授業について

私たちは、2クラスに分かれて授業を受けました。文法やリスニングなど英語力を高める授業に加え、カナダの歴史や文化を学ぶ授業もありました。特に印象に残ったのは、カナダの先住民(indigenous people)についてです。初代総理大臣(John A. Macdonald)が住んでいた家(Bellevue House)を見学し、先住民と移民がどのように関わってきたのかを学びました。また、先住民の暮らしを受け継いでいる方にもお会いし、お話を聞きました。カナダの歴史の中には、難しく感じるところもありましたが、実際に見たり、聞いたりすることを通して、興味を持って学ぶことができました。

最後の授業では、3週間の集大成として、グループごとにプレゼンテーションを行いました。英語のスピーチは緊張しましたが、プログラムを通して学んだこと、楽しかったこと、驚いたことなどを伝えることができたと思います。

先生方はとても親切で、何度も励ましてくれるため、最初は英語力に自信が無かった私も、徐々にクラスの中で発言できるようになりました。また、英語を学ぶことが、自分の視野を広げることにも繋がるのだと実感しました。
朝倉弓奈さん、研修当時3年生

レジデンス(学生寮)について

私の中では特に寮での生活が印象的でした。学校が終わって寮に帰ると、各フロアにあるラウンジで友達同士ご飯を食べたり、課題を協力しながら行ったりととてもステキな時間を過ごすことができました。また、寮にいるスタッフの皆様との会話はオールイングリッシュだったので「追加のゴミ袋が欲しい」や「ブランケットが欲しい」などのちょっとしたコミュニケーションも「生きた英語」を学ぶ機会となりました。
 
私は、実家暮らしで、寮はもちろん、一人で生活したことがありませんでした。身の回りのことを自分でするということの新鮮さや、時には困難を感じることもありましたが、大学生のうちに少しの間でも実家を離れて暮らすことはとてもいい経験になったと感じます。
冨山愛実菜さん、研修当時3年生

キングストン(Kingston)について

私たちは、この3週間をキングストンという街で過ごしました。そこは、オンタリオ湖に面しているのどかな港町です。ダウンタウンには古い町並みが続いていて、別名「石灰岩の街」と呼ばれるほど、石灰岩で建てられた建物が多く見られます。どの建物も美しく、歩いているだけで楽しいようなそんな場所でした。少し町を出ると、道端をリスが走っている光景を何度も目にしました。この街の落ち着いた雰囲気はとても過ごしやすかったです。

 そして、私たちは同じキングストン市内にある、米英戦争中の重要な拠点であったフォートヘンリーを訪れました。当時の軍隊を再現した行進や実物の大砲など、なかなか目にすることができないものばかりでした。カナダの歴史を肌で感じ、理解を深めることができました。

 さらに、フリータイムには、町の広場で映画が見られるムービーナイトに参加しました。屋外で映画を見ることは、映画館や家で観るのとは違い、音の聞こえ方に迫力がありました。一度見たことがあった映画でしたが、周りの雰囲気とあいまってとても新鮮なものに感じられました。

 キングストンで過ごした時間は、どれも充実していて決して忘れられない思い出になりました。
苅谷駿里さん、研修当時3年生

旅行・観光について

モントリオールへの個人旅行!!
私は、一日フリーの日を使って日帰りモントリオール観光をしました。モントリオールへは電車で行ったのですが、切符を買うところから、無事キングストンに帰るまで大大大苦戦したことを覚えています。友達と二人で行き、知らない土地と不慣れな言語で何回もひやひやしましたが、同時に現地の人の優しさに触れることも出来ました。沢山苦労し、現地の人に助けてもらいながら到着したモントリオールはキングストンとはまた違う美しい景色が広がっていました。あの光景は忘れられません...。実は、モントリオールは北米のパリと呼ばれているんです。しかも、フランス語が公用語であり、建物もフランスに似ていました。とても美しかったです。あ、もちろん英語も通じました!

この個人旅行を通して、何事にも挑戦だと思いました。引率の先生もいない中でモントリオールに行くことは勇気のいることであり、怖かったです。しかし、挑戦しないところに学びはないので行動してよかったと今では思います。私にとって今後の糧になる旅行でした。キングストンもモントリオールも必ずまた行きたいです。どちらもお気に入りの場所になりました。
岩田彩さん、研修当時3年生