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2023年度(春期)オーストラリア・アデレード大学における英語研修(2024年2〜3月)


2024年2月9日〜3月18日の間、2023年度(春期)国際日本学科主催の英語研修をオーストラリアのアデレード大学にて実施しました。以下は、参加した学科生による「思い出になったワンエピソード」の体験記です。

左写真:アデレード大学キャンパス風景

ホームステイは、どんな感じでしたか?

犬飼夏海さん(研修当時1年生)

 今回のオーストラリア研修が初めての海外でした。日本と異なる生活に戸惑うことが多くありました。そんな中、支えになったのがホストファミリーの存在です。私のホストファミリーは、一日の目標を一緒に考えてくれたり、単語の意味を毎回丁寧に教えてくれたり、英語の勉強に親身になってくれました。ご飯の後には一緒にカードゲームをして、仲を深めながら現地の英語に触れることができ、充実した5週間になりました。

山下康太さん(研修当時3年生)

 アデレード研修中、ホームステイ先では色々な体験をしました。異国ならではの生活スタイル・リズムの違いをはじめ、文化から見る食事の違い等、例を挙げると様々です。
 その中でも、私は生活している中でホストファミリーに何かお礼をしたいと思い、ルームメイトと 2 人で「日本食おもてなし計画」と題し、日本のご飯を作りました。カレーライスをはじめ、計 4 品を作りました。家族全員から高評価を頂けたうえに、マザーからは「作り方を教えてほしい。」と嬉しい一言も頂けました。

アデレードでは、どのような生活をしましたか?

谷川遥香さん(研修当時3年生)

 今回私がお話しするエピソードは、友人とベーカリーに行った時のことです。アデレードにはおいしいカフェやベーカリーがたくさんあります。そこで私はサンドイッチを注文しましたが、店員さんに「Sanga?」と返されて固まってしまいました。後に知ったことですが、Sangaとはサンドイッチを意味するスラングです。サンドイッチは世界共通でSandwichだと思っていた私は驚きました。今後、英語の勉強をする際にはスラングの学習も取り入れようと思った出来事でした。

瀧澤桐子さん(研修当時1年生)

 私がアデレードで生活をしてみて一番思い出に残っていることは、ホストやルームメイトと過ごした時間です。海外で生活すること自体初めてで 1 人でやっていけるか不安でしたが、ルームメイトがいてくれたおかげで日々の生活が楽しかったです。また、私が滞在した家では大きな犬もいたため犬を飼うことができない私にとってはとても良い経験になりました。休日にはホストのお母さんが住んでいる家に行き、そこにいる同じ日本人留学生と仲を深めることができたこともいい思い出です。

授業で何をしましたか?

下川萌景さん(研修当時1年生)

 私たちはクラスに分かれて授業を受けました。リスニングやリーディングの力を高める授業に加え、週に一度学校の外に出てアデレードの街を散策する授業もありました。
 授業の中では、プレゼンテーションをする機会がありました。他大学出身のクラスメイトとペアになり、ポスターを使ってプレゼンテーションをしました。英語でのプレゼンテーションは、伝えたいことを伝えることができているのか不安でしたが、先生から多くのアドバイスをいただき、うまく伝えることができたと思います。

三鬼碧さん(研修当時1年生)

 アデレード研修の最終週、私たちは大学付近の植物園で授業を受けました。園内のカフェでチョコドリンクを飲みながらすごろくをしたり、芝生の上でそれぞれの思い出話を聞き合ったりしたあの素敵なひとときは、忘れられません。このようなのびのびした授業からは英語だけでない多くのことを学びましたし、クラスメイトたちの謙虚な姿勢に心打たれ、彼らからの「You can do it」という励ましに救われて、かけがえのない1ヶ月間を過ごすことができました。アデレードで学んだことを忘れずこれからも人として成長していきたいです。