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櫻井 省吾


さくらい しょうご
自己紹介
出身は大阪ですが、日本語教師を長くしていたため、大阪弁があまり出てこない大阪人です。名古屋外国語大学には2019年度から務めていますが、2024年度までは主に国際日本語教育インスティテュート(留学生別科)で、交換留学生に教えていました。2025年度から国際日本学科の授業も受け持つことになりました。国際日本学科の学生さんたちと一緒に「楽しく」学んでいけるのを楽しみにしています。

日本の学校教育は中学校の過程までしか受けず、高校・大学・大学院はアメリカに進学しました。日本語教師の経歴も日本国内よりも、アメリカ・シンガポールのほうが長いです。授業ではそのような海外の経験を皆さんと共有しながら、日本語教育・教師の面白さを紹介していきたいと思っています。

趣味
これといった趣味がなくて困っているところです。学生時代はテニスに明け暮れていましたが、もう数十年前にすっぱりとやめました。趣味らしい趣味ではないですが、旅行(一人旅)は大好きです。国内では、まだ東京より東、福岡より西へは行ったことがないので、いつかふらっと訪れたいです。海外では、ヨーロッパに行ったことがないので、長い休暇がとれたら是非行ってみたいです。それから、食べることが大好きなので、いつも「〇〇が食べたいな~」と食べることを考えています。一度頭に浮かぶと欲求に勝てなくなり、電車に乗ってでも食べに行くほどです。ただ、ほとんどはB級グルメですが・・・。今後、趣味にしたいことは運動です。ジムに通うことを習慣にしたいと思っているのですが、現在のところ会費ばかり払っている幽霊会員です。

研究活動
もともと、英語教育を勉強するために大学院へ行ったのですが、予期せぬきっかけで日本語教育に進むことになりました。ただ、外国語を学ぶことに共通する「人はどうやって外国語を習得するのか」に興味を持ち、「第二言語習得」を勉強しました。その後、第二言語を習得したのち、人がモノリンガルからバイリンガルへと変容していくことに興味が移り、「バイリンガリズム」「バイリンガル教育」も勉強しました。(自分も含め)バイリンガルの人はモノリンガルの人と比べて、言語能力・情緒・性格・心理・脳の働き等においてどのように違うのかという分野です。最近では、留学生への日本語教育に主に携わってきたので、「言語教師教育」「異文化間能力」についての実践研究に傾いています。

授業
国際日本学科では「言語習得」「異文化コミュニケーション」「教育文法」「教育実習」等の科目を担当します。国際日本語教育インスティテュートではGlobal Japan Studies Course (GJSC)の「英字新聞(NUFS Times)」「異文化間能力」「日本語言語学入門」の科目を英語で教えています。どのクラスも、「知識を構築するのは学生の皆さんなので、私はそのお手伝いをするファシリテーター」だと思っています。クラスでは学生同士が活発に意見を共有し、お互いを刺激しあい、そして、協働のもとそれぞれが知識を構築していってほしいと願っています。