2022年度 ベトナム(ハノイ国家大学外国語大学)日本語教育実習
2022年2月25日〜3月11日、ベトナムのハノイ国家大学外国語大学・日本言語文化学部で日本語教育実習が行われました。以下は、参加した学生による体験記です。
岩本 侑起さん(実習当時3年生)
私は、2月 25 日から3月 11 日までベトナム・ハノイのハノイ国家大学外国語大学で日本語教育実習をした。国際日本学科の日本語教育プログラムの一環だ。私は日本でベトナム人と関わる機会が多く、ベトナム人への日本語教育に興味があったため、いくつかある実習先の中からベトナムを選択した。名古屋外国語大学からは私を含む3人がここに赴き、それぞれ6コマずつ授業を担当した。
私は外大生なのに、コロナ禍の影響もあって海外に行く機会に恵まれなかった。今回が初めてだ。海外経験のある人からは「初めての海外がベトナムというのはなかなかだね」と言われた。その意味は、現地での実習が始まると分かった。異文化に身を置く上での苦難がいくつもあったからだ。
まずは生活面での違いである。トイレやシャワーなど水回りの設備が日本とは違うと感じた。日本では当たり前に使えているものなので、特に不便さを感じた。生活に関わる設備が日本とは大きく違うことを身をもって実感した。また、言語の苦労もあった。私はベトナム語をほとんど知らないまま実習に臨んだ。実習中での生活では言語の壁を強く感じた。想像以上に英語も通じなかったので、自分の言語能力の無さを痛感する良い機会になったと思う。またそれと同時に言語が伝わらなくてもなんとかコミュニケーションを取ろうとすることで、伝わる場合もあった。この経験から、コミュニケーションをあきらめないことが大切であることを学んだ。
私たちの実習は「初めてにしてはハードなスケジュール」だったそうだ。確かに、日本での準備も含め、とても大変だったと思う。まず授業をすること自体が初めてだったので、ゼロから作り出さなければならなかった。私は日本で準備を終わらせることができなかったため、慣れない地で長時間の準備に追われる日も多かった。不安と緊張を感じる日々だったが、とても貴重な経験になった。短期間で多くの授業を経験できたし、ベトナムでの日本語教育の実情を肌で感じることができたからだ。
私は外大生なのに、コロナ禍の影響もあって海外に行く機会に恵まれなかった。今回が初めてだ。海外経験のある人からは「初めての海外がベトナムというのはなかなかだね」と言われた。その意味は、現地での実習が始まると分かった。異文化に身を置く上での苦難がいくつもあったからだ。
まずは生活面での違いである。トイレやシャワーなど水回りの設備が日本とは違うと感じた。日本では当たり前に使えているものなので、特に不便さを感じた。生活に関わる設備が日本とは大きく違うことを身をもって実感した。また、言語の苦労もあった。私はベトナム語をほとんど知らないまま実習に臨んだ。実習中での生活では言語の壁を強く感じた。想像以上に英語も通じなかったので、自分の言語能力の無さを痛感する良い機会になったと思う。またそれと同時に言語が伝わらなくてもなんとかコミュニケーションを取ろうとすることで、伝わる場合もあった。この経験から、コミュニケーションをあきらめないことが大切であることを学んだ。
私たちの実習は「初めてにしてはハードなスケジュール」だったそうだ。確かに、日本での準備も含め、とても大変だったと思う。まず授業をすること自体が初めてだったので、ゼロから作り出さなければならなかった。私は日本で準備を終わらせることができなかったため、慣れない地で長時間の準備に追われる日も多かった。不安と緊張を感じる日々だったが、とても貴重な経験になった。短期間で多くの授業を経験できたし、ベトナムでの日本語教育の実情を肌で感じることができたからだ。