国際日本語教育インスティテュート
後藤彩美さん
私は 3 年の 2 学期に、大学内にある国際日本教育インスティテュートで日本語教育実習を行いました。この教育実習は、学ぶことが非常に多く、身に染みる経験となりました。その中でも、私は教案の作成と授業の雰囲気作りに奮闘しました。
教案の作成では、2 人または 3 人がペアとなり、担当する授業の教案を作ります。教案作りは授業を進行する上で非常に大切な準備です。初級の日本語を教えるため、限られた既習語彙や文法を使いながら、どのように教えるか、時間配分は正しいかなど、ペアと頭を悩ませながら深く話し合いました。また、授業の雰囲気作りでは、留学生に楽しく日本語を勉強してもらいたいという思いから、盛り上がるゲームをアクティビティに取り入れたり、国の違う学生同士が会話のきっかけとなるように各国の情報を取り入れるなど工夫を凝らしました。教えることの難しさに戸惑う日々でしたが、授業後のアンケートでは、「楽しかった」や「分かりやすかった」という言葉をもらえたことで達成感をとても感じました。
教案の作成では、2 人または 3 人がペアとなり、担当する授業の教案を作ります。教案作りは授業を進行する上で非常に大切な準備です。初級の日本語を教えるため、限られた既習語彙や文法を使いながら、どのように教えるか、時間配分は正しいかなど、ペアと頭を悩ませながら深く話し合いました。また、授業の雰囲気作りでは、留学生に楽しく日本語を勉強してもらいたいという思いから、盛り上がるゲームをアクティビティに取り入れたり、国の違う学生同士が会話のきっかけとなるように各国の情報を取り入れるなど工夫を凝らしました。教えることの難しさに戸惑う日々でしたが、授業後のアンケートでは、「楽しかった」や「分かりやすかった」という言葉をもらえたことで達成感をとても感じました。
竹内悠莉さん
私は2023年度に日本語教育実習Aで、名古屋外国語大学国際日本語教育インスティテュート(以下IJLE)にて実習を行いました。IJLEは、名古屋外国語大学に学びに来ている留学生たちが所属する留学生別科です。他の実習先との違いであり魅力である3つのポイントは、①実習が学期中に行われること、②実習先についてよ~く理解しておけること、③指導が手厚いことです。以下詳しく紹介していきます。
【実習が学期中に行われる!】
本実習は、1期に日本語教育実習指導A、2期に日本語教育実習Aを履修して、1年間かけて完了させる実習です。どちらの授業も通常の授業と同じように、週1回、全15回の授業です。他の実習先とは異なり、事前指導も実習本番も長期休業期間に被りません。私は実家が遠方で、長期休業中は帰省してしまうので、学校に通いながら実習をできるのは大きな魅力の一つでした。
【実習先についてよ~く理解しておける!】
紹介した通り、IJLEは名古屋外国語大学の一機関です。実習先は「いつもの教室」。実習先の実習担当者は「いつもの先生」。実習先の学生は「本学の留学生(友達もいるかも)」。安心の環境が整っています。初めての教育実習は誰でも不安でいっぱいです。「いつもの」が少し多いだけでも、その不安を軽減できると思います。
本実習は、1期に日本語教育実習指導A、2期に日本語教育実習Aを履修して、1年間かけて完了させる実習です。どちらの授業も通常の授業と同じように、週1回、全15回の授業です。他の実習先とは異なり、事前指導も実習本番も長期休業期間に被りません。私は実家が遠方で、長期休業中は帰省してしまうので、学校に通いながら実習をできるのは大きな魅力の一つでした。
【実習先についてよ~く理解しておける!】
紹介した通り、IJLEは名古屋外国語大学の一機関です。実習先は「いつもの教室」。実習先の実習担当者は「いつもの先生」。実習先の学生は「本学の留学生(友達もいるかも)」。安心の環境が整っています。初めての教育実習は誰でも不安でいっぱいです。「いつもの」が少し多いだけでも、その不安を軽減できると思います。
【指導が手厚い!】
本実習では、1年間で6回授業を行うチャンスがあります。
1期の実習指導では模擬授業を2回実施します。これは本授業を履修しているクラスメイトの前で実施する、“授業の練習”です。自分で実際に授業をやりきってみることで、実習本番に向けた自身の強みや課題を確認しておくことができます。2期の教壇実習では授業を2回担当しますが、その前に同じ内容の模擬授業を1回ずつ行います。ぶっつけ本番ではなく、事前に授業の抜けを見つけることができます。この6回の授業を終えるころには、教壇に立つことに抵抗はなくなっていると思います。
模擬授業と教壇実習以外の授業時間は、日本語を教えるとはどういうことかを深く考えて意見交換をしたり、IJLEの先生方の授業を見学に行ったり、お互いの模擬授業や授業にフィードバックし合ったりします。見学→計画→実習→フィードバックの流れを繰り返すことで、自分の強みも弱みも把握できるようになっていきます。
1年間授業を取り続けると考えると抵抗がある人もいるかもしれませんが、1年間あるからこそゆっくり成長していけます。他の実習先とは異なり、長期的なスパンで授業を改善し続け、徐々に成長しながら授業を完成させます。「やりっぱなし」になりません。しっかり日本語教育と向き合いたい人にこそおすすめしたい実習先です。
本実習では、1年間で6回授業を行うチャンスがあります。
1期の実習指導では模擬授業を2回実施します。これは本授業を履修しているクラスメイトの前で実施する、“授業の練習”です。自分で実際に授業をやりきってみることで、実習本番に向けた自身の強みや課題を確認しておくことができます。2期の教壇実習では授業を2回担当しますが、その前に同じ内容の模擬授業を1回ずつ行います。ぶっつけ本番ではなく、事前に授業の抜けを見つけることができます。この6回の授業を終えるころには、教壇に立つことに抵抗はなくなっていると思います。
模擬授業と教壇実習以外の授業時間は、日本語を教えるとはどういうことかを深く考えて意見交換をしたり、IJLEの先生方の授業を見学に行ったり、お互いの模擬授業や授業にフィードバックし合ったりします。見学→計画→実習→フィードバックの流れを繰り返すことで、自分の強みも弱みも把握できるようになっていきます。
1年間授業を取り続けると考えると抵抗がある人もいるかもしれませんが、1年間あるからこそゆっくり成長していけます。他の実習先とは異なり、長期的なスパンで授業を改善し続け、徐々に成長しながら授業を完成させます。「やりっぱなし」になりません。しっかり日本語教育と向き合いたい人にこそおすすめしたい実習先です。