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2022年度 台湾(銘傳大学)日本語教育実習


2023年2月26日〜3月18日、台湾の銘傳大学で日本語教育実習が行われました。

岡留璃亜さん(実習当時3年生)

 私は、この3週間を通して、台湾の人の温かさと教壇実習の大変さを学びました。

 今回の実習で、私は、海外へ行くことは初めてであり、教壇に立つことも初めてでした。そのため、実習を頑張ると決意をしたものの、緊張と不安に襲われていました。しかし、実際に台湾の学生と出会うと、太陽のような笑顔で「待ってたよ」「楽しみにしてました」と明るく迎えてくれました。その瞬間に、抱えていた緊張と不安はどこかへ吹き飛んだように思えます。また、台湾の学生だけでなく、先生方や現地の方たちもとても優しく、先生方は、実習のことだけでなく、台湾の美味しい料理やお菓子を教えてくださったり、現地の方は、「台湾を楽しんでね」と声をかけてくれたりしました。

 この3週間で緊張や不安な心は、台湾の人の温かさによって救われました。また、初めての教壇実習では、緊張によって、ポインターを持つ手や話す声が震えました。私の指示でスムーズに伝わるのか、授業内容は濃いものかなど、実習中に考えることがいっぱいになり、焦りと不安が生まれてきました。しかし、参加する学生たちの目を見ると、興味を持ってくれているのが分かり、自然に緊張が和らぎました。後に、「授業が面白かった」とコメントを聞くと自信に繋がり、教壇実習の楽しさも実感するようになりました。

中川雄介さん(実習当時4年生)

 2023年の2月26日から3月18日までの間、台湾で日本語教育実習をさせて頂きました。卒業後は日本語教師になることを考えているため、今回の実習はとても良い経験になりました。

 到着から最初の1週間は台北、その後は桃園に滞在しました。台湾に着くと、現地の学生が暖かく歓迎してくださいました。台湾の方々は本当に親切で、ご飯や観光などに積極的に誘ってくれました。特に、初日に現地の学生たちと行った士林夜市は鮮明に覚えています。匂いや雰囲気が独特で、「これが台湾か」と圧倒されました。

 実習では上手くいった部分よりも反省点が多くなってしまい、非常に悔しく、また授業をさせて頂いた現地の学生や先生に申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。失敗した部分は今でも鮮明に覚えています。また、失敗ばかりではなく、上手くいった部分もあり、現地の学生に「また教えに来てほしい」と声をかけられたときは、本当にうれしかったです。実際に教壇に立つことの難しさや楽しさを実習で経験できたと思います。
 
 この日本語教育実習を通して、異文化交流の楽しさ、台湾の文化、教師側から見た教室や授業について学び、経験することができました。この実習に携わったすべての人に心からの感謝を申しあげ、私の体験記とさせていただきます。